インタビュー
LIVET酒場 吉澤茂高さんにお話をうかがいました
お店のコンセプトを教えてください。
所沢はプロぺ通りがメインで若い子たちが多いじゃないですか。その中でもう少し上の落ち着いた雰囲気を好まれる年代の方をターゲットとしています 。
ターゲット層に合わせて意識されていることはありますか?
接客ですかね。チェーン店にはない細かい気配りをするようにとスタッフには伝えていますね。
細かいことですけど、呼ばれる前にオーダーを取りに行ったり、常にお客様の様子を見るようにと話しています。
お店の自慢の料理は?
窯焼きが売りのピザですかね。定番はマルゲリータですけどチーズを4種類使ったピザや照り焼きソースがかかった半熟卵のピザも人気です。

季節のメニューもあると伺っていますが?
地産地消を意識して所沢産の野菜を使ったメニューを通常のグランドメニューと別に用意しています。今でしたら所沢産のカブを使ったサラダや新玉ねぎを使ったものをおススメとして出しています。
そういった野菜は市場から仕入れているのですか?
なるべく所沢産のものを使おうと思っているので、農家と取引している業者から仕入れています。

料理の道に進むことになったのはいつごろから?
高校卒業して、その後二十歳ぐらいから料理を作ってますね。最初は学生時代のバイトからで、料理を作るのが好きでそのままこの道でという感じです。
所沢は地元なんですか?
そうですね。最初は都内のイタリアンで働いて修行していたんですけど35歳ぐらいの時に所沢に戻ってきましたね。自分の中で店を出すなら所沢でと考えていたので。
お店をしていて大変なことは?
大変なことというか、アルバイトのスタッフは若い子が多いのですが、学生だったり。オープンキッチンのお店なのでお客様のやり取りを通して、うちの店を卒業して社会に出るときの経験とかきっかけになればと思いますね。年配の方から聞けるお話や意見がいい勉強になると思うんですよ。コミュニケーションってどの仕事に就いたとしても基本でしょ。料理は作んなくてもいいんですよ、僕がつくるんで(笑)。若い人が同年代の中だけにいるのはもったいない。どんどんコミュニケーションをとってほしいですね。
逆にうれしかったことは?
うれしかったことはもちろんお客さんが笑顔で料理を食べたりお話しされているところを見ることですね。やっぱり笑顔っていいですよね。


印象に残っているお客様とのエピソードや影響を受けた出来事があれば聞かせてください。
難しいですね(笑)。修行していた時にそこのオーナーから言われた言葉を忘れないようにとは思っています。オーナーでやってると自分に意見を言ってくる人っていなくなるんですよ。スタッフは上の人間に言いにくい。そこを意識しています。慢心はしないようにってことですね。
今後の目標やどんなお店を目指しているか教えてください。
外食するって特別なことだと思う。家ではない空間というか、日常を少し忘れて楽しんでもらえるようなお店にしたいですね。
デリバリーをご注文されるお客様にメッセージをお願いします。
LIVET酒場の味をお家でも楽しんでください!状況が落ち着いたら是非お店にも足を運んでほしいです。
(取材日/2020年7月1日)
